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ゆとりある老後に必要な資金 | 人生を楽しく見つめなおす 綜合終活サイト「All My Life」

ゆとりある老後に必要な資金

ゆとりある老後生活に必要な資金はいくらなのでしょうか?

日本生命が、8,798名(男性:4,580名、女性:4,218名)に向けて行ったアンケートの中で、「ゆとりある老後生活に必要な生活費」について聞いたデータがあります。

その結果を見てみると、一番多かった回答は「月額35万円以上」で、実に全体の44%にものぼりました。
44%という数字は、前年度に行われた同アンケートから比べて21%も増えています。
これは、回答者が肌で感じている経済状況が厳しくなり、ゆとりのある生活を送るためには、もっと多くのお金が必要になると考えている人が増えているということのあらわれでしょう。
次に多いのが「30~34万円」の32%。
つまり、夫婦二人の老後生活に必要な金額が「月額30万円以上」であると考えている人が、全体の70%以上を占めているということです。

一方、「単身者が、ゆとりある老後生活に必要な生活費」で、一番多い回答は「20~24万円」の38%でした。
単身者の場合も、回答者が体感している経済状況の変化が大きく影響しているようです。
二番目に多かった答えは「30~34万円」で、21%の人が挙げています。(昨年比11%増)

ゆとりのある生活なら「夫婦二人で30万円以上」は妥当な結果

今回の「夫婦二人で30万円以上、単身者でも20~24万円」という結果に対して、思っていたよりもお金がかかるなぁと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こういった場面でしばしば引用される生命保険文化センターの調査でも「夫婦二人の老後の最低日常生活費は月額22.0万円、ゆとりある老後生活費は平均34.9万円」という結果が出ています。

もちろん、公的年金もありますから、これらを全額準備する必要はありませんが、ある程度の上積みや万一への備えは必要となります。
とりあえず、これぐらいはかかると覚悟して、早い段階から老後の生活費の準備を始めましょう。