高齢者の特権、お得な割引をご紹介
遠方に住む子供や孫に会いに行くのにお得な割引を使わない手はありません。
国内航空運賃のシニア割引 ~シニア優待で旅費を節約しよう~
旅行の際に利用する交通機関では、年齢による優待が用意されていることがあります。
上手に使って、旅行費用を節約しましょう。
今回は航空会社の優待例を集めてご紹介します。
□ 搭乗日前に予約ができる優待
事前予約で、年齢による優待を受けることができる航空会社をご紹介。
スカイマーク/AIR DO 対象年齢:満60歳以上
スターフライヤー/ソラシドエア/全日空 対象年齢:満65歳以上
※通常の運賃と同様にWebで予約できます。
割引率は、航空会社や便によって異なりますが、手元で計算してみると、おおむね10%~50%に設定されているようです。
この割引率はかなり高く、だいたいその便で一番安い搭乗料金となっています。
注意事項
搭乗日まで日数がある場合は、長期予約の割引の方が安くなる場合がありますので、購入前にWebで確認しましょう。
優待を利用する場合、チケットの購入時や搭乗の際に、年齢を証明できる公的身分証明書が必要です。
運転免許書、パスポート、健康保険証などの原本を用意して見せられるよう持参してください。
優待料金の場合、通常料金よりも払い戻し手数料が高く設定されています。
キャンセルはできるだけ避けましょう。
マイルの積算は通常の50%ということが多いようです。
スカイマーク「シニアメイト1」
http://www.skymark.co.jp/ja/fare/seniormate1.html
【資格】満60歳以上
【運賃】通常運賃の10%割引(一例)
AIR DO「DOシニア60」
http://www.airdo.jp/fare/list/silver.html
【資格】満60歳以上
【運賃】通常運賃の30%割引(一例)
ソラシドエア「65歳からのシニア割」
https://www.skynetasia.co.jp/fare/price/senior65.html
【資格】満65歳以上
【運賃】通常運賃の55%割引(一例)
スターフライヤー「スターシニア」
https://www.starflyer.jp/fare/fare_list/fws.html
【資格】満65歳以上
【運賃】時期によって異なる
□ 搭乗当日に空席があった場合に使える割引
大手航空会社である全日空(ANA)と日本航空>日航(JAL)の年齢による優待制度は、当日に空席がある場合にのみ利用できます。
割引率は高く、通常運賃の3分の1以下になることもあります。
ほとんどの航空便では、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期を除けば空席はあるものです。
スマホの普及で、いつでも空席の有無は確認できます。
ANAは、当日だけですが予約もできます。
時間の自由度が高いシニアならば「今日は空席が多そうだから、出かけてみようか」という使い方も有効ではないでしょうか。
目的地を定めない旅であれば、「とりあえず空港まで行って、空席がある一番早い便に乗る」という手もあります。
全日空や日航は、搭乗日まで日数がある場合の割引(いわゆる「早割」)の割引率が高いので、旅行の日程が決まっている場合は、そちらの利用も考えましょう。
AIR DOの場合、事前に予約できる「DOシニア60」も用意されていますので、用途に応じて使い分けてください。
ANA「スマートシニア空割」
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/fare/domestic/smart-senior/
【資格】65歳以上のANAマイレージクラブ会員
【運賃】便や時期によって異なる
【制限】予約は当日のみ
JAL「当日シルバー割引」
https://www.jal.co.jp/dom/waribiki/t-silver.html
【資格】満65歳以上(公的身分証明書かマイレージカード必要)
【運賃】13,300円~16,500円(主要路線一律、時期によって異なる)
AIR DO「当日シニア65」
http://www.airdo.jp/fare/list/senior65.html
【資格】満65歳以上
【運賃】12,800円~16,000円(全路線一律、時期によって異なる)
それではみなさん、素敵な旅をお楽しみくださいませ。